「シュー君、シュー君」
「何だい、我が幼馴染みのモララー君」
「……君、数週間前にさぁ…」
「あぁ、うん。死んじゃったんだよなー。あれは痛かった」
「安全ピンで自殺って出来るもんなんだね……」
「私も吃驚」
すげぇシュール。
なんでしょう、素直シュールには周りの登場人物さえもシュールにする効力でもあんですか?
会話だけで進んでいくんですが、モララーとシューのやりとりが微妙にずれててシュールでした。
げらげら笑える訳でもないし、くすっと笑えるって訳でも無いんですが、どこか滑稽で空寒い感じが。
というか全体的な棒読み感がハンパないです。
モララーもシューも只管淡々と話していそうなイメージ。
読んでいくうちにだんだんその棒読み感の原因がわかるような。
安全ピンで自殺はねーよ……
シュールにも程があるだろ……
アホにも程があるだろ……
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