がたたん、ごととん
がたたん、ごととん
夜行列車は参ります。
少年とわたしを乗せて。
「先生、質問してもいいですか?」
宮沢賢治っぽいなぁと思いながら読みました。古めかしいけど古くさくない感じの文体がなんとも言えず。
するする頭に入っていって、読後感がとんでも無く良かったです。頭がぽっかりしていく感じ。
情景描写が少ないと言う訳では無いのですが、光景がちょっと想像しにくかったような気もします。
これは私の想像力の問題かもしれませんが。
頭が悴む、と言う題名が妙に好きで、しっくり来ていると思います。
酩酊感とは違う。何かこう、しゃくしゃくした感じが。
脳味噌の奥の方がしゃきしゃきになっていく気がしました。なんだそれ。
たぶん凄く好きです。
PR