( ゚∀゚)「げーんきだしてわーらいとーばして」
( ゚∀゚)「てーをたたいてうったっおぉーきーみがいれば」
( ゚∀゚)「……ん? クー? はい? 動物の飯? え? 食うの?」
( ゚∀゚)「と、言うわけで、今日は皆にお料理をしてもらいます!」
( ´_ゝ`)「あ、ルミネスたのし」
('A`)「えいえいえい」
( ´_ゝ`)「にゃろめ!」
川 ゚ -゚)「……まぁ、今回の事の発端は私なんだ。何かすまないな、この通りだ」
(´<_` )「胸張られても……じゃあ、何、このペットの飯買ったのって」
川 ゚ -゚)「私だよ」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたお笑いにでも凝ってんの? しかもちょっと古い!」
(´<_` )「っていうかペットの飯って言い方はどうかと思うぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「だって飯じゃない」
(´<_` )「そうか……そうだけどさ」
( ´_ゝ`)「むぎー、タイムラインうぜぇ! 消えろ!」
('A`)「いや消えちゃゲームにならんだろ」
( ゚∀゚)「はいそこのゲームやってる奴! やめなさい! ご飯作るよ!」
('A`)「ごはーん」
( ´_ゝ`)「よいしょ、あ? ブーンとしいちゃんとギコは?」
(´<_` )「しいギコは今ギコの部屋出たってさ。ブーンは……知らん」
( ゚∀゚)「その辺で何かやってんじゃね? その内来るだろ」
(´<_` )「ん。じゃあ取りあえず料理法とか考えますか。ペットフードってそのまま食うんじゃ詰まらんし」
( ゚∀゚)「もうお前等俺のパソコン使うのに何の抵抗も無いね。まぁ良いけどさ……。兄者は触ったら殴るから!」
( ´_ゝ`)「おーけー、あの惨劇はもう繰り返さないぜ!」
( ゚∀゚)「頼むぜブラザー!!」
( ´_ゝ`)「HAHAHA! 何言ってんだジョル、俺のブラザーはこの股間につなぼこふ、いってぇ!」
ξ゚⊿゚)ξ「せめてこの弟者だけさくらい言えや。ってか女の子の前でセクハラ発言すんな」
( ´_ゝ`)「お、俺のブラザーはこんな冴えない面じゃないもん!」
ξ゚⊿゚)ξ「いや血繋がってるのにそんな堂々とあんた」
('A`)「もう正直このテンションについていけない。っていうか何でクーはこんなん買ったんだよ」
川 ゚ -゚)「寝ぼけてセールで売ってたのが美味そうに見えたんだ」
(´<_` )「ああ、確かにペットショップのお菓子とかって美味そうに見えるよな」
川 ゚ -゚)「うっかり買ってしまった」
(´<_` )「買うこた滅多に無いけどな」
ξ゚⊿゚)ξ「えーっと、猫の缶詰タイプと犬の乾いてるのと……種類は置いといて、全体量めっちゃ買ったわね」
川 ゚ -゚)「買ったぞ。ペットショップ出てから覚醒して逆に楽しくなるくらい買った」
ξ゚⊿゚)ξ「訳分からん」
(´<_` )「まぁ取りあえず料理法考えようや。……しかしさくさく進むね、ブーンがおらんからかな」
('A`)「さぁ……取りあえず、まぁ一旦全部そのままで食ってみる?」
( ゚∀゚)「んー、でもまだ勢ぞろいしてないしなぁ」
('A`)「じゃあブーンとしいギコが来るまで暇つぶしに寝てる」
( ゚∀゚)「だからお前は起きないから駄目だって」
('A`)「む、……兄者、スマブラでもやってる?」
( ´_ゝ`)「ぷよぷよが良い!」
ξ゚⊿゚)ξ「って言うかお腹減った」
(´<_` )「何なんだこの集団」
( ´_ゝ`)「うだー」
( ^ω^)「ただいまーってうわぁ、凄いダレようだお……」
(´<_` )「よーブーン、お前が居なかった所為で俺すげぇ疲れた」
( ^ω^)「絶対淡々と突っ込んでたお」
(´<_` )「後はしいギコだけか」
ξ゚⊿゚)ξ「そうねー。まだかなーっとメール投げとこ」
( ^ω^)「スルーしおった」
(,,゚Д゚)「うーい」
(*゚ー゚)「こんにちわー」
ξ゚⊿゚)ξ「おっ来たよしいギコ」
(,,゚Д゚)「よーす。鬼ころしの瓶貰ったから差し入れに、」
( ´_ゝ`)「鬼ころしぃぃぃいいい!!」
(,,゚Д゚)「と思ったが今消えた」
(´<_` )「よし兄者、其れ飲んでていいから今日は大人しく常識の範囲内で行動しろよ」
( ´_ゝ`)「把握した!」
( ^ω^)「まぁ……これで兄の方の奇行を止められるなら儲けもん、かお?」
(,,゚Д゚)「兄者どういう認識だよ……」
( ゚∀゚)「じゃあまず乾き物から行ってみるか?」
( ^ω^)「乾き物って言い方はどうかお」
(*゚ー゚)「あ、そういや暇だったから百均で犬耳買ってきたよー」
(,,゚Д゚)「……え?」
(*゚ー゚)「えへへーじゃーん、サプライズ!」
(,,゚Д゚)「うわ、何時の間に?!」
(*゚ー゚)「ちゃんと全員分あるよー、ほらほら付けてー」
( ゚∀゚)「段々、何かしいちゃんも兄者とかに毒されてんのかな……」
(´<_` )「犬耳かー……」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、クー似合う! かわいい!」
(*゚ー゚)「ほんとだー!」
川 ゚ -゚)「そ、そうかな?」
( ゚∀゚)「女子ってわりとあーゆうコスプレ好きだよな……何で?」
(,,゚Д゚)「俺に聞かれても」
( ´_ゝ`)「まさか自分がコスプレする日がくるとは思いませんでした」
('A`)「俺もです」
( ^ω^)「……皆似合ってるお」
(´<_` )「ブーン、無理すんなー」
( ^ω^)「……しにてぇお……」
( ゚∀゚)「しかし兄弟とギコは似合わんな……しいちゃんも微妙に違和感が」
( ´_ゝ`)「そのへんはあれだろ、元アスキーアートが猫だからだろ」
( ゚∀゚)「え? あすきー?」
( ^ω^)「はいはいメタメタ」
( ゚∀゚)「そろそろ喰う? スタメン揃ったし」
( ´_ゝ`)「じゃあさ、俺このつまみになりそうなジャーキーからいきたいんだけど、良い?」
(,,゚Д゚)「ん、おう。ってか兄者がなんかまともなんだが」
(´<_` )「酔ってるからじゃね?」
( ゚∀゚)「じゃばりっとな。回して回してー」
(,,゚Д゚)「……臭いすっげぇんだけど」
( ´_ゝ`)「なんだろなこの臭い。ビーフジャーキーだよなこれ」
( ゚∀゚)「因みに、犬飼った事ある人ー」
(*゚ー゚)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
( ゚∀゚)「いねぇなオイ。こんだけ人いりゃ一人くらい飼ってそうなのに」
('A`)「俺猫派だから」
( ´_ゝ`)「俺ら犬とか拾ってこようもんなら即行で捨てられたもんな」
(´<_` )「俺らがな」
( ^ω^)「僕んちはかーちゃんがアレルギーだったんだお」
(,,゚Д゚)「婆さんが動物嫌いだったから……」
ξ゚⊿゚)ξ「マンション住まいだったからね」
(*゚ー゚)「私もー」
川 ゚ -゚)「私は人派だからな」
ξ゚⊿゚)ξ「人派って何よ」
川 ゚ -゚)「君はペット的な」
('A`)「何か凄く嫌だ。何か凄く嫌だ。あーあーきこえなーいー」
(´<_` )「……あ、分かったこの臭い、養鶏場の臭いだ」
( ゚∀゚)「あーそれ近い。……いや、むしろ鶏小屋?」
( ´_ゝ`)「ビーフなのにチキン……」
( ゚∀゚)「テンションだだ下がり!」
('A`)「……もりもり」
川 ゚ -゚)「あ」
( ゚∀゚)「ドクオ食った。うわ勇者だ……幼女に続けー間違えた勇者に続けー」
( ^ω^)「どういう間違え方だお」
( ´_ゝ`)「まぎまぎ、む」
( ゚∀゚)「もみゃもみゃ、かった! 何これ堅っ!」
(´<_` )「まじ? ……もく、もくもくもく、あ、うわたぁ……」
(,,゚Д゚)「……しい、やめとけ?」
(*゚ー゚)「え?! あ! 食べる! 食べる! えいや! もぐもぐ……」
(,,゚Д゚)「あー……」
(*゚ー゚)「……ギコ君、御免」
(,,゚Д゚)「うん、いや、いいよ……」
( ゚∀゚)「鶏小屋の臭いが口の中に広がるな」
( ^ω^)「塩気が無いのつらいお」
川 ゚ -゚)「飲み込めません」
( ´_ゝ`)「あ、水飲む?」
(,,゚Д゚)「それ酒だろうが兄者」
( ゚∀゚)「……なんだろ、俺、割と犬好きだったけど、うん、ちょっと奴らの味覚疑うわ」
( ´_ゝ`)「これ食って『うめー!』ってなってんのか……」
( ゚∀゚)「……気を取り直して! へい次! 何かやけに多いラム&ライス味! 違うメーカーのが三種類あるから、便宜的にA、B、Cと表記!」
川 ゚ -゚)「ラムって何だ、羊?」
( ´_ゝ`)「犬って羊食うんだ……ああ、牧羊犬とか」
( ^ω^)「いや、牧羊犬は羊食わないと思うお……」
( ´_ゝ`)「え? まじで? 俺ずっと従わない羊はがぶっとやっちゃうんだと思ってた」
( ^ω^)「怖いな犬!!」
( ゚∀゚)「まぁ、そりゃ食おうと思ったら食えるんじゃね。んで、と、じゃあまずA……ぱく」
( ^ω^)「がりがりがり」
(´<_` )「ごりごりばきっ」
( ゚∀゚)「かってぇ。なんかもうかってぇ。戦前の乙女の身持ちくらいかってぇ」
(´<_` )「なにその喩え」
( ^ω^)「魚の餌みてーな臭いだお……」
ξ゚⊿゚)ξ「生き物係時代を思い出すわね。やったこと無いけど」
(*゚ー゚)「美味く無い……まぁ、さっきのジャーキーよりは美味しい、かな?」
( ゚∀゚)「まぁ良い勝負だけどな」
川 ゚ -゚)「んー、じゃ次、B」
(,,゚Д゚)「がりがりもぐもぐ」
( ^ω^)「あ、比較的柔らかいお、相変わらず魚の餌くっせぇけど」
(´<_` )「これはあれなんかね、犬が『わーい』てなる臭いなんかね。あ、しいちゃんは食っちゃ駄目」
(*゚ー゚)「……う、うん」
( ´_ゝ`)「がりがりがり。あーなんかあれ、脂無いよな、これ」
('A`)「何とも言えぬ……」
川 ゚ -゚)「次はラムライスじゃないの食べよう、飽きた」
( ゚∀゚)「んー、じゃ次、チキン&ライス?」
(´<_` )「○○&ライス多いよな、なんか」
ξ゚⊿゚)ξ「アンドいらないわよね」
( ´_ゝ`)「チキンライスか……焼き鳥丼的な味すんのかな」
(,,゚Д゚)「いや、字面的にはオムライスの中に入ってる系の味じゃないか?」
( ゚∀゚)「まぁ何でもいいか。えーいがりっちょ」
(,,゚Д゚)「うわくっせ。やっぱくっせ」
川 ゚ -゚)「この魚の餌系の臭いは何なんだろうな……あ、味は割と。比較的、食べれなくはなくはないようなないでもない」
( ^ω^)「もう否定なのか肯定すら分からんお……あーまー……んー?」
( ゚∀゚)「案外食べれる……かな?」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ吐き出すほどでは無いわね」
('A`)「あ、俺これ好き、かも。そんなにいっぱい喰おうとは思わんけど」
(*゚ー゚)「あ、これなら私も食べれる」
( ゚∀゚)「しかしくっせぇ……」
(*゚ー゚)「もりもり」
( ´_ゝ`)「つまみに……」
(´<_` )「なるか?」
( ´_ゝ`)「塩が足りん……塩ぶっかけてぇ」
( ゚∀゚)「じゃ次、ラムライスC! 何かこれ、食事治療用とか書いてあって、病院食臭い!」
川 ゚ -゚)「病院食か……人間のは不味いよな」
(´<_` )「犬のが美味いと思う?」
ξ゚⊿゚)ξ「思わない」
( ゚∀゚)「……テンションだだ下がり!」
('A`)「まー何でもいいや。アムロ、いっきまーすもぐっ」
( ^ω^)「お、……おぉ、流石ダークフォース」
('A`)「え、なに其の呼称……がりがりごり、」
(*゚ー゚)「えっと、トイレ、行く?」
('A`)「……ん、我慢出来るから、兄者、鬼ころしちょっとちょうだい」
( ´_ゝ`)「お、おう! はい!」
('A`)「え……? ラッパ呑みしろと?」
( ´_ゝ`)「だってコップ無いし。ジョルが出してくれんから」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたは何処のアル中よ……」
('A`)「まーもー何でもえいやぐびー」
( ´_ゝ`)「おー、いーっき、いーkk、あやっぱだめ。全部飲んじゃ駄目。返せ」
('A`)「ぐふう」
( ゚∀゚)「ん、じゃあカリカリラスト。CMでおなじみの某ペディグリー」
(,,゚Д゚)「三種類くらい一つに入ってんな。……色目的に、野菜、肉……黄色何だ?」
( ゚∀゚)「わかんねー。だからもうこの魚の餌の臭いもうやだ」
( ^ω^)「口の中に凄いこの臭いが充満してんお」
( ´_ゝ`)「もうちゃっちゃかいこうや。へーいかりっ」
川 ゚ -゚)「もりもりかりかり」
('A`)「すっごく……スイミーです」
( ゚∀゚)「なんかもう、総じてテンションがやべぇ……カリカリタイプ攻撃力高杉だろ……」
川 ゚ -゚)「そろそろ料理パート入らないとやばいな、私たちのテンションが」
( ´_ゝ`)「取りあえず、ちょっとヒットポイント回復したい」
( ゚∀゚)「どうする? 取りあえず塩気取りに何か食べに行く……?」
(´<_` )「大通りにファミレス出来たじゃん、彼処行こうぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「うん……何かもう、どうしよ、……撃沈」
( ゚∀゚)「カリカリ攻撃力たっけぇ……」
( ・3・)「いらっしゃいまっ、?!」
(,,゚Д゚)「あー塩ー」
( ゚∀゚)「しおくいてーあぶらくいてー」
( ・3・)「お、お煙草お吸いになられますか?」
( ゚∀゚)「あーすわないっすー」
( ・3・)「そ、それではお席のほう此方になります。ごゆっくり」
('A`)「麺類食べたい」
(*゚ー゚)「アイス食べたいー」
川 ゚ -゚)「ケーキ食べたいー」
ξ゚⊿゚)ξ「すいーつ(笑)……あ、ジャンボパフェ食べようかな」
( ^ω^)「特大スイーツ入りましたおー」
( ´_ゝ`)「おにこーろーしー」
(´<_` )「持ってきたのかよ兄者」
( ・3・)「何故犬耳集団が……何だこれ、夢?」
( ゚∀゚)「塩よ有り難う。脂よ有り難う」
川 ゚ -゚)「ソロモンよ、私は帰ってきた!!」
( ゚∀゚)「もうファット教とか作りたい。まじうまかったハンバーグ」
(´<_` )「やべぇ、入信しそうな俺が居る……」
('A`)「あ、そう言えば鍵かけて無い」
( ゚∀゚)「またぁぁああ?! ほんと良い加減にしろよもうぅう、何で帰ってきてから思い出すの?! 意味ねぇ!!」
(,,゚Д゚)「まぁ、何事もなく帰宅出来たって事で、喜べや」
( ゚∀゚)「そうだけど! そうだけど何か違う! 何か違う!」
( ´_ゝ`)「あ、よいしょーぎーばったーんどーんさみー! オイルヒーター切ってったの誰だよばか!」
ξ゚⊿゚)ξ「電気代もったいないでしょ!」
( ´_ゝ`)「そうでした!」
調理編
( ゚∀゚)「……で、料理パートだが、どうする? 何にする? このキャットフードやらドックフードやら」
('A`)「取りあえず、ハンバーグ食いたい。ジョルが分けてくれなかったから」
川 ゚ -゚)「じゃあハンバーグで」
( ^ω^)「そんなんでいいのかお?! っていうかちょっとくらい分けてやれお!」
( ゚∀゚)「だってハンバーグ美味かったんだもん」
('A`)「ジョル、俺のスパゲッティ食ったのに……」
( ^ω^)「あーもうジョル! ちゃんとドクオに謝りなさいお!」
( ゚∀゚)「む、……ごめん」
( ^ω^)「偉い! 偉いおジョル! ちゃんと謝れた!」
('A`)「いいよ、もう。今から作ればいいんだし」
( ^ω^)「ドクオも偉い! 許してあげて偉いお!」
( ゚∀゚)「よーし、じゃあ取りあえずハンバーグの方向で行くとして、何準備するよ?」
( ^ω^)「ぜーはー」
(´<_` )「………お疲れさま、お母さん」
( ^ω^)「否定出来なくてなんか切ないお……」
ξ゚⊿゚)ξ「味付けは良くした方が良いよね? 塩気あるようには思えないし」
川 ゚ -゚)「んー……ま、人数分ということで、全部消費してしまおう。ジョル子、ボウルもってこいボウル」
( ゚∀゚)「えいやさー」
(,,゚Д゚)「あーそれ懐かしいな。実家で餅つきとかする時に使ってた奴……え? 何でお前の部屋にあるんだよ」
( ゚∀゚)「おばさんがもってきなぃって」
(,,゚Д゚)「おかん?!」
(*゚ー゚)「面白いお母さんだね」
(,,゚Д゚)「い、いや……、ああもうあの年増!」
(*゚ー゚)「そんなこと言っちゃ駄目でしょ、ギコ君」
ξ゚⊿゚)ξ「……爆発すればいいのに」
( ゚∀゚)「不穏な発言!!」
( ´_ゝ`)「そいやそいやべちゃー」
(*゚ー゚)「カリカリもいくよーすり鉢にー、ざらざらざー」
川 ゚ -゚)「……デカいな、固まりが」
ξ゚⊿゚)ξ「ミンチ、ってか叩きにした方がよくない?」
( ´_ゝ`)「美味しいハンバーグの作り方、っと」
(´<_` )「あ、グリーン姉さん」
( ゚∀゚)「だから触んなってばぁぁああああ!!!」
( ^ω^)「おっ……お、」
ξ゚⊿゚)ξ「あーよしよし、よく目がそらせました」
(,,゚Д゚)「おぅぇえええ」
(*゚ー゚)「え? ギコくん? どしたの? 何?」
(´<_` )「おお……、これが愛の姿」
( ´_ゝ`)「自分を犠牲にしてまでしいちゃんの目を隠すとは、何という自己犠牲」
(´<_` )「これぞ男に惚れられる男」
( ´_ゝ`)「惚れました」
(,,゚Д゚)「良いから早く閉じろ!!」
( ´_ゝ`)「ジョー・アーギャー」
(´<_` )「イエス・マイロード」
(,,゚Д゚)「そういうネタ良いから! 早く!」
('A`)「蓮画像……ぴろりーん」
川 ゚ -゚)「お、きたきた。待ち受けとかにしようかな」
( ゚∀゚)「そこ何やってんの?!」
( ´_ゝ`)「だががががががが、だがっ! だがっ!」
(´<_` )「兄貴、五月蠅い」
( ´_ゝ`)「いや、なんかこういうのって擬音付けたくならん?」
(´<_` )「まぁ気持ちは分からないでもないが、実際の擬音も精々五月蠅いから」
( ´_ゝ`)「ちっ」
川 ゚ -゚)「これもこれもこれもこれもこれもっ……ドクオの分だ!!」
('A`)「俺?!」
( ゚∀゚)「ロードローラーだッッ!!」
( ^ω^)「DIO様かお……」
( ゚∀゚)「ボラボラボラボラボラボラー」
川 ゚ -゚)「元ネタの名前が思い出せません」
(,,゚Д゚)「あれだよな、確かあのヘリコプターの」
( ゚∀゚)「何だっけ」
ξ゚⊿゚)ξ「ジョジョネタは分かりません」
( ´_ゝ`)「何でも良いけど暇だよー」
( ^ω^)「まぁ弟者とクー以外は何にもやることないから」
( ゚∀゚)「まな板二つもあった時点でちょっと褒めて貰いたいよ俺は」
( ´_ゝ`)「だがだがだっだがだがだっだがだがだだだだだっだだーだだだだ、ペッパー、警部」
川 ゚ -゚)「邪魔をし、ないーでーぇ」
( ´_ゝ`)「ペッパー、警部。私たちこれから、いいt」
(´<_` )「うるせぇ」
( ´_ゝ`)「包丁ぎらんっ?!」
( ゚∀゚)「お隣のモララーくんから借りてくるか、まな板。焼け石に水だけど」
('A`)「あー」
( ゚∀゚)「へいドクオ、寝るな。すたんだっぷ」
('A`)「あいあい」
( ´_ゝ`)「俺も着いてくー」
ξ゚⊿゚)ξ「私もー」
( ^ω^)「僕も行くおー」
川 ゚ -゚)「私も行こう」
(*゚ー゚)「あ、じゃ私ジョルくんのとこでやってるね」
(´<_` )「じゃあ俺も行こうかな。ぎっこー、後は頼んだ」
(,,゚Д゚)「なぜお前まで?! 包丁こっち向けんな」
(´<_` )「うはははははは」
(,,゚Д゚)「飽きたのかこん畜生……」
( ゚∀゚)「っていうかこれ何て大人数? たかがまな板と包丁借りに行くのにどんだけ駆り出すの?」
ξ゚⊿゚)ξ「さりげなく包丁が増えてるわね」
川 ゚ -゚)「いや、あの名言、『おばけだぞー』の発祥だ。何をするか分からんぞ」
( ´_ゝ`)「名言て発祥であってんの?」
(´<_` )「知らんが、兄貴は良い加減鬼ころしを手放せ。ライナスの毛布か? あ?」
( ´_ゝ`)「ああん取り上げんといて!」
ξ゚⊿゚)ξ「気持ち悪っ!」
( ´_ゝ`)「鬼ころしは俺のガソリンですよ?」
(,,゚Д゚)「お前はロシア人かなんかなのか」
( ゚∀゚)「おらやろーども行くぞ。へーいだーんこーんにーちわーまーないーたかーしてくーださーいな」
( ・∀・)「うぉわっ! 吃驚した! だからノックって知ってるお前、ってか何この大人数!」
('A`)「こんこん」
( ・∀・)「今されても!」
( ゚∀゚)「何でも良いからまな板と包丁貸してくれない?」
( ・∀・)「え? い、いいけど……って言うかその耳何? え? よく見たら何この集団?」
( ゚∀゚)「許可出たぞやろーども。れっつガサ入れ!」
( ・∀・)「がさ入れ?!」
( ^ω^)「あいあいおー」
川 ゚ -゚)「ふむ、間取りはジョルんとこと同じか……家賃は推定五万くらいだな」
( ・∀・)「何其処家賃算出してんの? 大体あってるけどさ! あってるけど!」
( ^ω^)「あれ、ジョルんとこってもっと安く無かったかお?」
川 ゚ -゚)「あの部屋曰く付きだから」
ξ゚⊿゚)ξ「え?! そうだったの?!」
( ^ω^)「あー、なんか前そんな事言ってたお」
( ・∀・)「やっぱり全然聞いて無いしな! もういいよもう! いいよ! 疲れた! 寝かせてくれ!」
( ´_ゝ`)「前の住人が自殺したんだったかね? まぁどぉでもいいけど」
ξ゚⊿゚)ξ「だ、大丈夫なの、それって」
( ^ω^)「あいつには最終兵器『吃驚するほどユートピア』とかあるから大丈夫だお」
( ´_ゝ`)「もしくは『おっぱいおっぱい』とかな」
(´<_` )「洒落怖であったな、そういうの」
( ゚∀゚)「お、お隣のモララーくん包丁もまな板も二個ずつあんじゃねぇか。さっすが!」
('A`)「それじゃあ、借りていきます」
( ・∀・)「いいけど、何に使うんだよ……。こ、困ってるなら手伝ってやってもいいんだからな!」
('A`)「いえ、本当、これ以上迷惑かけてもあれなんで」
( ・∀・)「べっ、別に迷惑なんかじゃ……っていうか何に使うんだって」
('A`)「ペットフード刻みます」
( ・∀・)「……はい?」
('A`)「極力消毒してお返ししますが、もしも臭いが残ったらごめんなさい。ジョルが買って返します」
( ・∀・)「……え? は、はい。いえお構いなく」
('A`)「お世話かけます。……それじゃあ帰りますんで。ほら、皆帰るぞ。撤収」
川 ゚ -゚)「はーい」
('A`)「失礼しました」
( ゚∀゚)「きーいばったーんばいばーい」
ξ゚⊿゚)ξ「ばいばーい」
( ・∀・)「ああ、ばいばい……え? ペットフード? あ、だから犬耳? え? あれ?」
( ゚∀゚)「さて、取りあえずミンチっぽくはなったし……ハンバーグの作り方かもん達夫! 兄の方は十分距離を置いて!」
( ^ω^)「あいあいおー」
( ´_ゝ`)「テトリスやってるよー」
川 ゚ -゚)「えーとまず? ミンチを塩胡椒で味付けして、しっかり揉め」
(,,゚Д゚)「おう、……おらおら」
( ゚∀゚)「えいやさー……おっぱい! おっぱい! おっぱい! おっぱい!」
ξ゚⊿゚)ξ「なんつー掛け声……」
(´<_` )「在る意味キャラに忠実だな」
ξ゚⊿゚)ξ「タマネギ微塵切りにして炒めてーあ、弟者、食パン牛乳に浸しといて」
(´<_` )「おうよ」
(*゚ー゚)「私なんかやることある?」
川 ゚ -゚)「じゃあ卵黄とっといてくれ。九人だから……四個くらいか」
(*゚ー゚)「分かったー」
(,,゚Д゚)「こんなもんでいいか?」
ξ゚⊿゚)ξ「いいんじゃない?」
川 ゚ -゚)「じゃ、生地を休ませる。ラップとってこい」
( ゚∀゚)「いえさ」
( ´_ゝ`)「なんか、すっごい料理っぽいな。おいてけぼり」
('A`)「眠いから寝ていい?」
( ´_ゝ`)「だめだって」
('A`)「ねていい?」
( ´_ゝ`)「だーかーらだめだって」
('A`)「……ぐう」
( ´_ゝ`)「寝るなってば! どくー……かくっ」
('A`)「ぐーぐー」
( ´_ゝ`)「ぐーすかー」
(´<_` )「……これ踏んでいい?」
( ^ω^)「犬耳ょぅじょが二人寄り添って寝てんだと思えば……」
(´<_` )「だってむさい男二人だもん。ムカつくもん」
(*゚ー゚)「まぁまぁ、二人ともきっと疲れてるんだよ。寝かせておいてあげよう?」
(´<_` )「この中で駄目人間ランキングワンツーフィニッシュのこいつらが疲れる事なんて無いだろ」
( ^ω^)「的を射てる分なんか辛辣だお……」
( ゚∀゚)「上手に焼けましたー!! はいどんどんぱふぱふー」
( ´_ゝ`)「ぱふぱふー」
( ゚∀゚)「……まぁ結果、美味そうなハンバーグです」
ξ゚⊿゚)ξ「えっとなんだっけ? ミンチの代わりに猫缶と、粉にしたカリカリで、残った缶でツナサラダ」
川 ゚ -゚)「極力調理したから、まぁ不味くは無い、筈だが」
( ゚∀゚)「まぁ、丁度晩飯時だし、もう異食じゃなくて夕飯だと思えば……いやそれでいいのか? ……まぁ、お手を拝借ー、いただきます」
( ´_ゝ`)「いただきわん」
( ^ω^)「犬耳の存在忘れてたのに思い出させるなお……」
川 ゚ -゚)「あ、ツナサラダうまま」
(,,゚Д゚)「しい、喰っても大丈夫だぞ」
(*゚ー゚)「もう食べてるよー」
(,,゚Д゚)「……お前なぁ」
(*゚ー゚)「もりもり」
( ^ω^)「んー、こりゃふつうのサラダだお。……しっかし異食の筈なのに、まじで美味いお」
( ゚∀゚)「じゃ次、ハンバーグ」
( ^ω^)「おっおっ、むあ、うm、…………?!」
ξ゚⊿゚)ξ「ん? どうしたのブー、んぐ?!」
川 ゚ -゚)「……おぉう」
('A`)「ん、っと。……これはー……」
(,,゚Д゚)「……」
(´<_` )「え? 何? ギコ?」
(*゚ー゚)「ぎ、ギコ君、食べて良い? 何でおとくんの後ろに行ったの?」
(´<_` )「……えーっと、よくわからんが駄目っぽいぞ。そんなに涙目みられるの嫌なのかギコ」
(,,゚Д゚)「……」
(´<_` )「……どれ、もぐ……、……」
( ゚∀゚)「痛い痛い痛い俺殴んないで! 何で殴られてんの?! すっごい理不尽!! ギコも! 便乗すんな!」
( ´_ゝ`)「そんなに不味いん? どれもぐりんちょ、……おぅふ……」
( ゚∀゚)「え? 何? 何でこっち来、うお痛っ! 殴るな馬鹿! 鬼ころし?! ほら飲め! さっきから何だよお前等!」
( ´_ゝ`)「ぐびぐび」
(´<_` )「……っこれは、あれだ、なんか、体が拒否る……」
ξ゚⊿゚)ξ「……の、飲み込めた」
( ^ω^)「喉通って行かないお?! 何あれ?!」
ξ゚⊿゚)ξ「二口目くらいまでは塩胡椒やらで誤魔化されてるけど、三口目から開放されたかのように口の中に……」
川 ゚ -゚)「アメリカに旅行行ったときに喰った青いケーキに近いものがあった」
(´<_` )「ああ、何か味しないんだよな」
('A`)「これは色んな意味で味しすぎだけど」
( ゚∀゚)「な、なんか皆さん賢者モードに入ってらっしゃる?!」
( ´_ゝ`)「……まぁ、ジョル。喰ってみんしゃい」
( ゚∀゚)「えええええ、此処まで言われたのを知りつつ喰わなきゃならんの俺? えぇえぇぇぇ……」
( ´_ゝ`)「「喰え」」(´<_` )
( ゚∀゚)「変なとこで息合わせるなこの兄弟!」
( ^ω^)「お前一人逃がすものか」
(,,゚Д゚)「死ならば諸共」
('A`)「お前も死ね」
(*゚ー゚)「えっ、じゃ、じゃあ私も……」
ξ゚⊿゚)ξ「しいは食べちゃ駄目」
川 ゚ -゚)「全力で阻止するぞ」
(*゚ー゚)「うん……まぁ正直食べたくない、かな」
( ^ω^)「残したら許さんお」
( ゚∀゚)「鬼! 鬼が居るよ!」
( ゚∀゚)「……おぅふ」
('A`)「もぐも……あ、分かった。これ二口以上噛まなけりゃ普通に食べれる」
( ゚∀゚)「えぇええ、すげぇ胃もたれそうなんだけど」
ξ゚⊿゚)ξ「我慢すれば」
( ゚∀゚)「其れほどまでに食べなあかんの? これ」
( ´_ゝ`)「不可能を可能にする、それが」
川 ゚ -゚)「異食倶楽部ですから!」
( ^ω^)「ネタ古いネタ古い」
('A`)「もぐもごっくんもぐもごっくん」
( ゚∀゚)「うわぁドクオがんがん喰ってんだけど、何コイツ化け物? 今年のルーキーは化け物か?」
川 ゚ -゚)「ドクオはルーキーだったのかもぐもごっくん」
( ´_ゝ`)「もぐもごっくん」
(,,゚Д゚)「もぐもぐもごっくん」
( ゚∀゚)「え? 何? 流れに置いていかれてるの俺だけ? 食べる流れでいってんの?」
('A`)「もぐごっくん」
( ´_ゝ`)「なんか……今回別に楽しいことなんもなかったな……」
(´<_` )「言ってはならないことをお前……」
川 ゚ -゚)「結論
カリカリタイプなんて序の口
猫缶は当たり外れがあるらしい
外れに当たって涙目
ツナサラダは美味かった
忘れ物
全員犬耳取るの忘れて帰った」
川 ゚ -゚)「因みに、実際食べたときにはきちんと人間に害が無いかどうか調べたからな」
川 ゚ -゚)「モノによっちゃ発がん性物質とか入ってたりするらしいから気をつけて喰えよ」
次回予告
( ゚∀゚)「凍えた子犬は、先に息絶えた母犬の腹部を……と、いうのを、人と小動物で再現する!!」
(,,゚Д゚)「マントルに刺さって溶けろ」