ネタバレます。
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お江戸に勉強へ行っていた毒兄さんが帰ってきた
そのお迎えにおおわらわの家の片隅で、しゅうは不思議な何かを見ていた
ひらひらしている
昔風味の、多分明治なんでしょうが、独特の文体が印象的でした。
しゅう可愛いよしゅう
子供の視点からまっすぐ見た事象、というか、語り部のしゅうの感情があまり感じられなかったのが気にかかりました
しゅうの語りがなんだか凄く客観的で、子供独特のどこか醒めた視点みたいな
その所為かなんだか童話のようで、古びた紙の匂いが漂ってくる感じ
文体も、地の文が少な目で、ぱっと読めた後にじんわりと余韻が残って、すごく心地よかったです
蚕ー
不思議というか、懐かしい気分になれました
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