俗に言う妄想現実と呼ばれている作品です。
厨二で一杯。
なのに格好良い。なんて言っても厨二ストライクな人間ですので。わくわくがとまらないぜ!
平凡な日常を過ごす厨二病患者のブーンは、DQNなドクオや割とsnegなツン、完璧超人な委員長、そして格好良い自分の登場する妄想を日々脳内で膨らませてきた。
何時もの様に浚われるツンと其れを華麗に助け出す自分を空想していると、現実で『何時もの様に』ツンが浚われて、
櫛の歯が抜けるように、ブーンの『妄想』が現実に昇華されていく。
ドクオがやたらめったら格好良いです。何者ですかあんたと聞きたいくらいに格好良いです。
ドクオのかっこうよさには定評のある作者さんです。 もう何時このキャラが崩れるのかと楽しみにしていたら、最後まで格好よくていっそがっかりしたくらいです。
あとかなりショボンが好きです。北斗の拳のくだりは鳥肌モノでした。やばい、あれは格好良すぎる。反則です。
北斗の拳読みたくなりました。しかし冒頭で鳥肌っておま、どんだけ興奮してんだ自分……。
ギコのへたれも好きです。しぃの尻に存分に敷かれると良いです。
与他話ですが、読むまでホラーだと思っていました。
話のあらすじだけ聞くと、ホラーにもなりかねませんよね、何となく。
こう、妄想と現実がごっちゃになってブーンが人とか殺しそうです。っていうかそういうのだと思って倦厭してました。怖いの嫌いだったんです。
今は大好物ですが。
ありがちな厨二設定がすてっきにむてっきです。
あと各キャラの個性とか、一人一人に見せ場っぽい所があるところとかにやられました。
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