低学歴、低収入、彼女も未来も何も無しの流石兄弟。
安アパートでラ王をすする毎日を過ごしながら、彼らは人生を憂いていた。
そんなある日、二人は兄者が勤める百貨店から高級時計を盗み出す計画を立てる……
果たして二人は行き詰まった人生を打開できるのか?
(流石兄弟には耳がある、より抜粋)
多分生まれて初めて読んだブーン系小説です。
何で読んだんだったかはさっぱり忘れましたが。
当時、ご丁寧に生首の前に兄とか弟とか書いてあったにも関わらずどっちがどっちか分からなくなったのはご愛敬。
どうでも良いけど有能過ぎだろこの兄弟。
簡素な地の文が初期のブーン系って感じがします。初期のとかなんかまぁ知りませんが。
小説と言うよりは、再現フィルムを見ている気分になります。もの凄く淡々と話が進んでいく。どんでん返しも無い。
何というか、原点ってイメージのある話です。
PR